お口の中にカビの原因菌?「カンジタ菌」にご注意!

お口の中にカビの原因菌?「カンジタ菌」にご注意!

梅雨も中盤にさしかかり梅雨明けが待ち遠しくなってきました。
 
今日は湿気の多い時期に増えるカビについてお話しします。
実は、私たちのお口の中には「真菌(しんきん)」と呼ばれるカビの原因菌が住み着いています。
お口の中にはいくつかの真菌が存在していますが、その中でも「カンジダ菌」には注意が必要です。
口腔カンジダ症と呼ばれる病気の原因菌で、お口の粘膜を腫らしたり、痛みを生じさせたりすることがあります。
 
カンジダ菌は、歯や歯茎よりも舌の上で繁殖しやすい傾向にあります。「舌苔(ぜったい)」の中には、数えきれないほどのカンジダ菌が繁殖しているものです。
そのため、普段から舌ブラシを使って正しく舌のお掃除をしましょう。
また入れ歯を装着していると、義歯床の下に口内炎ができることがありますが、その原因も入れ歯やその下の粘膜が不潔になっていることで生じています。
そこにもカンジダ菌の感染が認められます。
これは一種のカビですので、お口の中がどのくらい不潔になっているかの指標にもなります。
 
毎日のオーラルケアで、カンジダ菌の繁殖や口内炎の発症を予防したいものです。
正しいオーラルケアの方法や歯の清掃グッズなど上手に歯医者を活用して、いつまでも健康に過ごしましょう。
お口の中にカビの原因菌?「カンジタ菌」にご注意!

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